結婚相談所でいろいろな相手とお見合いしてみました。
でも、紹介されるお相手をなかなか好きになれません。
わたし、このまま結婚できないのでしょうか？
こんにちは、かりん（@kokarinne_yuzu）です。
婚活にもいろんなアプローチがありますよね。
さまざまな婚活サービスを利用して、出会いの幅を広げるのはとてもいいこと。
特に、真剣に結婚相手を探している人が多い結婚相談所なら、専任のアドバイザーがついてくれたりして、手厚いサポートが心強いもの。
ところが、結婚相談所のお見合いで出会った人を「好きになれない」という悩み、結構多いんですよね。
結婚相談所で出会ったお相手。
お見合いをしようと思ったくらいだから、条件はそこそこ悪くない。
でも、気持ちはついていけていない…。
結婚相談所の会員によくありがちな悩みです。
この記事では、
結婚相談所のお相手を「好き」になれない理由と解決策
についてご案内します。
結婚相談所で出会った人を好きになれない８つの理由
結婚相談所に登録して、張り切って婚活を始めました。
さっそくお相手の紹介があり、条件も悪くないのでお見合いを設定してもらったんです。
お相手は、ごく普通の会社員。
外見も、きちんとした感じだし、話してみると本当に誠実そう。
「こんな人となら、幸せな家庭を築けるかも」と思いました。
お見合いの後、お互いの合意で仮交際に。
ところが、2度、3度と二人きりで会ううちに、
相手を好きになっていない自分がつらくなってきました。
結婚相談所でお見合いをし、交際を始めても「相手を好きになることができない」ケースがあります。
それはどんな理由なのでしょうか。
理由１. 結婚相談所での出会いに抵抗感がある
理由の一つ目は、「結婚相談所での出会いに抵抗感」を持っているということ。
結婚相談所に登録してはいても、そこにはネガティブな感情がある人も多いんです。
お金を払って紹介してもらうって、なんか違和感…
自然な出会いじゃない…
結婚相談所に紹介してもらうのはカッコ悪い。
人に世話をしてもらって結婚相手を探しているという、自分自身に抵抗を感じるのかもしれません。
自分では相手を見つけられないとか、「モテない自分」を認めたくない、という気持ちも働くのでしょう。
理由２. 条件から入るので恋愛のときめきがない
結婚相談所での出会いは、恋愛とは違います。
男女が自然な形で出会って、惹かれ合うものがあって恋をする。
そこには、ときめきやワクワク感などの、感情があります。
気持ちの熱い盛り上がりこそ、恋愛には不可欠なものだったりします。
条件から相手をまず選り分ける結婚相談所では、最初から「冷静」。
恋愛のハラハラ・ドキドキもないし、相手へのときめきも、たぶん、ありません。
理由３. 条件だけで判断しようとしてしまう
自分の考える結婚相手の条件。
結婚相談所のお相手との出会いは、「条件」の一致によるものです。
なので、本来いろいろな面を持つ相手そのものを見るというよりも、条件に本当にあっているのかどうかを気にしてしまいがち。
相手への評価が「減点法」になってしまうんです。
普通、偶然に出会って恋をする男女は、「加点法」で相手を評価します。
「あら意外と優しい」
「こんなこともできる人なんだ」
と、いうように恋愛では、「相手のプラス面」をどんどん発見していきます。
だから、恋愛にはワクワク感があるんですね。
一方、結婚相談所のお見合いの相手への評価はシビア。
「え、写真よりずっと髪の毛薄いし」
「プロフィールの身長より、本当は低いんじゃない？」
「服のセンスがひどすぎ」
「食の好みがおじさんぽい」
など、「相手のマイナス面」の発見が相次ぐわけです。
▼ 図で表すとこんな感じ！
理由４. 運命の出会いを求めすぎ
真剣に結婚相手を探す、結婚こそがプライオリティと言いつつも、結婚には夢を持ちたいのが女性の本音。
恋をして、愛されて結婚したいと思っている女性が多いのではないでしょうか。
婚活の中でも、もっとも冷静に進んでいくのが結婚相談所のお見合いによる出会いです。
出会いの一つとはいえ、結婚相談所で「一目会ったその日から燃えるような恋が芽生える」のはレア。
恋して結婚することを夢見ていると、結婚相談所では結婚できないかもしれません。
理由５. 相手をよく知ろうとしていない
せっかくお互いが「いいかもしれない」と思う相手に出会えたのに、その人を好きになれないとき。
相手を知る努力をしていないのではないでしょうか。
結婚相談所のプロフィール情報だけで、その人を知ったつもりになったりしていませんか？
年齢、学歴、職業、身長、体重、趣味、特技。
そこに、お見合いや仮交際で知った、実際の雰囲気。
それだけでは、「好きという気持ちが盛り上がらないから無理かも」となってもしかたないかもしれません。
相手の内面を知る努力をしないと、先に進めないもの。
最初から、
「結婚相談所にこないと相手が見つからないモテない男」
なんて色眼鏡で見てしまっていては残念です。
理由６. 過去の恋と比較してハードルを上げている
過去の恋と比較してしまって、目の前にいる実直な男性が霞んでしまうというパターン。
でも、終わった恋だから、輝いて見えてしまっていませんか？
そしてその恋が、うまく行かずに終わったなら、なおさら元彼への未練があってもしかたないかもしれません。
終わった恋が浄化されていないと、いつまでも引きずることもあります。
数々の楽しい思い出を育んだ元彼と 、出会ったばかりの男性（しかも条件から入った相手です） とを比較してしまうわけです。
目の前にいる男性とは、まだ何の思い出も共有していないですよね？
だったら、「大好きだった元彼」以上に輝いて見えるはずがないですよね！
この状態では、誰を紹介されても「好きになれない」のではないでしょうか。
理由７. 好きになる対象の人と出会えていない
結婚相談所に登録すると、自分でお相手検索をしてお見合いリクエストもできますし、男性側からのお申し込みも入ってきます。
専任アドバイザーから、直接お相手を打診されることもあるでしょう。
出会いの数は着実に増えるはずです。
お見合いを何度かしても、仮交際を始めても、「好きという気持ちになれない」いう場合…。
好きになる対象の人と出会えていない場合も考えられます。
「好き」「愛している」は、自然に湧いてくる感情です。
無理やり「好き」という感情を湧かせることはできないですよね。
理由８. 自分のニーズをわかっていない
結婚相談所のお相手を好きになることができない最後の理由は、自分自身のニーズをわかっていないから、です。
どんな人と出会って、どんな結婚生活をしたいのか？
そもそも、自分は本当に結婚したいのか？
自分の求めるものがあいまいだと、誰を紹介されてもピンとこないかもしれません。
本当は結婚などしたくない、でも周りが結婚して焦っているだけ、ということもあるかもしれないですよね。
結婚に否定的な本来の気持ちを、無意識に確認しているだけかもしれません。
▼ 「ピンとくる出会い」に恵まれないと悩んでいるなら、まず自分をよく知るのがいちばんの近道です。婚活に成功するために、自分を理解する方法はこちらの記事をごらんくださいね！
結婚相談所のお相手を好きになれない時どうする？
では、ここからは結婚相談所のお相手を好きになれない時の対処法をご紹介していきます。
ポイントは５つです。
- 結婚相談所での出会いを理解する
- 相手を知る努力をしてみる
- 絶対条件をはっきりさせておく
- 条件だけに固執しない
- 自分の婚活ニーズを再確認する
ポイント１. 「結婚相談所での出会い」を理解しよう
結婚相談所での出会いって、一体どんなものなのでしょうか。
よく、「結婚相談所も出会いの一つの方法」と言います。
それはその通りです。
結婚をゴールと考えるなら、結婚相談所は最も有効な方法の一つだと思います。
ただ、理解しておきたい大切なことがあります。
それは、結婚相談所での出会いは、恋愛結婚とは違うということ。
もちろん、結婚相談所で出会ったカップルも、結婚に至る過程で相手を好きになり愛情を確認しあうでしょう。
でも、最初の段階は、あくまで結婚を前提とした条件のすり合わせから始まるんですよね。
そこに、恋愛の盛り上がりとかドキドキ感を求めてはダメ。
まずは出会う。
そして、付き合ってみる。
ときめきとかワクワクは、そこから先の話でしょう。
結婚相談所で出会って結婚するというのは、そういうことだと理解する必要があるんですね。
ポイント２. 相手を知る努力をする
お相手を知る努力をすることも、とても大切なことです。
結婚相談所では、最初に写真と条件を見て申し込む相手を選ぶことで、どうしても先入観を持ってしまいます。
そして、そこから「あそこが足りない」「ここはダメ」と、減点法で相手を評価してしまいがち。
これでは誰と出会っても、理想の相手にはならないですよね。
なので、ご縁があってお見合いし、仮交際をする段階になったら、相手を知る努力を惜しまないようにするといいですよ。
● 相手の話を引き出して、良い面をたくさん探す
男性の多くは、実は「聞いてもらいたがり」です。
聞き上手な女性にはどんどん自分の話を聞かせてくれるはず。
子供の時のこと、学生の頃のこと。
社会人になってからのこと。
その話の中に、彼の「素敵な一面」がたくさん隠れている可能性大です！
● 積極的にコミュニケーションをとる
お相手の連絡を待つばかりでなく、メールやLINEで積極的にコミュニケーションを測ってみましょう。
● 見た目や条件だけでの判断を一旦やめてみる
プロフィールの写真より、本人の方が若干髪の毛が薄いかもしれません。
希望していた条件よりも、年収が低いかもしれません。
でも、それだけで「好きになれないから」と終わりにしてしまっていいですか？
お断りする前に、彼本人をもっと知ってみてからでも遅くないですよね。
● できるだけ会う時間を作る
お見合いをして仮交際になったものの、積極的会いたいと思わない…という場合もあります。
ただ、物理的に時間を一緒に過ごさない限り、彼の本来の姿を知ることはできないもの。
若干の無理はしても、できるだけ会う時間を作って見るべきかと思います。
ポイント３. 絶対条件をはっきりさせる
お相手に求める「絶対条件」は、はっきりしていますか？
お見合いしてお付き合いしているけど「好きになれない」というとき、もしかしたら結婚相手への絶対条件とあっていないのかもしれませんよ。
ここでいう絶対条件とは、
結婚する相手に対して、絶対に譲れない条件
のこと。
例えば、こんな感じです：
自分は仕事をずっと続けたいので、家事は最初から分担してする意識のある「共同作業タイプ」の夫と結婚したい。
旅好きな自分は、結婚しても旅行を続けたい。一緒に旅ができるフットワーク軽いタイプのひとがいい。
自分の絶対条件、リスト化しておくといいですよ。
▼ 幸せに末長く暮らす結婚のための、理想のお相手のイメージ作り、してみませんか？詳しくはこちらの記事をぜひご覧ください！
ポイント４. 条件だけに固執しない
自分の考える「理想の相手の条件」。
絶対譲れない大切な部分は、しっかり守るべきですが、条件にあまりに固執するのも考えもの。
将来、一緒に生きていくにあたって、現実的にどうしても必要なことかどうか？
例えば、お相手の職業や年収。
条件にぴったり合わなくても、もしかしたら本当は最高のパートナーになるかもしれない可能性を秘めた人かもしれません。
ポイント２でも書きましたが、見た目や条件だけでの判断を一旦やめてみるのも、その先の一歩のためには重要です。
ポイント５. 自分の婚活ニーズを再確認する
「結婚相談所で出会う人は好きになれない…」、本当にそうなら自分の婚活スタイル自体を見直す必要があるかもしれません。
結婚相談所というシステム自体が、合っていないのかも。
別の婚活法を試してみてはいかがでしょうか。
もしくは、結婚相談所を変えてみるのも一案です。
全国に、さまざまな規模の結婚相談所が存在します。
登録した相談所がたまたま合わなかった可能性もあります。
また、相談所によって登録している人のタイプに偏りがある場合もあるんですよね。
まとめ
結婚相談所で出会う人をなかなか好きになれない…。
そう感じてしまうのは、あなただけではないです。
女性ならきっと、愛もロマンも感じて結婚へのステップを踏みたいもの。
ドラマチックな展開にも憧れますよね。
でも、結婚相談所の出会いは、「ドラマチック」とか「ロマンチック」がない…。
初対面で、しかも条件が先に提示されているので、なかなかロマンチックな気持ちになるのは難しいものなんですね。
ただ結婚相談所には、真剣に結婚を考えている人が集まってきます。
ちょっと考え方や行動を変えることで、結婚相談所の出会いも「素敵な出会い」になる可能性は大きいんですよね。
「結婚相談所でお見合いしても、なかなか相手を好きになれない…」
そんな悩みをお持ちでしたら、この記事でお伝えした５つの対処法をぜひ試してみてください。
今あるご縁がもしかしたら、本物のご縁になるかもしれません！
