結婚したいです!
お見合いって今まで敬遠してたけど、出会いの方法として最近ちょっと気になっています。
こんにちは、かりん(@kokarinne_yuzu)です。
結婚を目指した出会いの、ひとつの方法が「お見合い」。
ひと昔前は、とても一般的な男女の出会いの方法だった「お見合い」ですが、最近はどうなんでしょうか。
「お見合い」というと、堅苦しくて夢がない…、そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、お見合いで出会って、すごく幸福な結婚をしているカップルもたくさんいるんですよ。
結婚を念頭においた出会いを探しているなら、「お見合い」を敬遠してしまうのはちょっともったいないかもしれません。
この記事では、今どきの「お見合い」について
どんなところがお見合いの良さなのか
お見合いのデメリットはどんな点なのか
ご案内します!
お見合い結婚は幸せになれる?
今どきのお見合いとは?
親戚のおばさんが、お相手候補の写真と釣書を持ってやって来て、「もうそろそろお嫁に行かなきゃ」とプレッシャーをかける…。
こんなシーン、映画やドラマで見たことありませんか?
確かに、少し前までは年頃になると近所の世話好きな人や、会社の上司が、ちょうど良い相手をみつくろって世話を焼いてくれたものです。
今、会社でそんなことをすると、逆に大変な問題になってしまいそうですよね。
そんな社会状況を反映してか、最近のお見合いは、結婚相談所での紹介によるものも多いそうです。
「婚活」の、積極的な取り組み方の一つですよね。
親戚、親、会社の上司などのしがらみがないので、気楽にお相手候補に会える利点があります。
出会いの場としてのお見合い
「初婚同士の夫婦の出会いのきっかけ」のデータ(*)をみると、「お見合い結婚(結婚相談所含む)」の夫婦は全体の6.5%。
「やっぱりお見合い結婚は少ない」と感じるかもしれませんね。
ところが、「習い事やサークルでの出会い」や「旅先での出会い」などよりも、結婚に至る出会いとしては多いんです。
よい出会いのきっかけとして、お見合いも選択肢のひとつとして見逃せませんよね。
(*)出典:「第15回出生動向基本調査」2015年、国立社会保障・人口問題研究所
お見合い結婚で幸せに?
「お見合いで結婚するカップルは離婚率が低い…」と、よく言われます。
これに関しては、実際に裏付けるデータはないというのが真実。
お見合いだと離婚率が低いという話は、婚活業界の追跡データによるものだそうですよ。結婚相談所や結婚情報サービスを介して成婚したカップルは、婚約破棄や離婚が少ないそう。
一つ言えることは、お見合いで出会ったカップルは、冷静にお互いを判断した上での結婚だということ。
相手のことを事前に知った上で、実際に会ってみるのがお見合い。
そこに、なんらかの「運命的なひらめき」を感じたのなら、これは最高のお相手かもしれないですよね。
お見合い結婚で、出会った時からピッタリ意気投合、ずっと幸せに暮らしている友人カップルもいます。
お見合い結婚のメリットとは?
お見合いで出会って結婚するメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
次の6つのポイントで具体的に考えていきます。
メリット1. 安心感
お見合い結婚のメリットのひとつめは、「安心感」。
最初にお相手に会う前に、通常、お互いの写真や経歴書(釣書)を交換するので、相手のことを事前に知ることができます。
家族構成や職業、学歴、収入、資産などは、実際に結婚生活を送る上で重要なこと。
でも、恋愛関係初期だと、これらはとっても聞きにくいことなんですよね。
お見合いからの出会いは、その点、とても現実的。
親との同居などの条件も最初の段階でわかるので、あとで「こんなはずじゃなかった…」となることも少ないようです。
メリット2. 結婚が前提の出会い
お見合いでの出会いは、結婚が前提です。
出会う相手は、結婚したいと思っている人。
特に、結婚相談所で紹介されるお見合いの相手は、決して安くはない費用を払って婚活をしている人たちです。
真剣に「結婚したい」と思っている人と出会えるのがお見合いですね。
メリット3. 失敗が少ない
例えば、偶然の出会いで惹かれ合う恋愛の場合。
恋に落ちて夢中になっているときだと、相手との違和感にも目をつぶってしまいがちじゃないですか?
相手に身も心もどっぷり浸かってしまっては、「失敗」と気づいてもなかなかスッパリ別れられなかったりしますよね。
でも、お見合いからのお付き合いは、過度な期待を持たないから失敗が少ないと言えるのではないでしょうか。
お見合いをして、お互いに「いいかも?」と思って交際に発展したとします。
何度か二人で会ううちに、「ちょっと違うな」ということはあるでしょう。
お互い冷静なうちに方向転換ができるのが、お見合いのメリットでもあります。
メリット4. 結婚まで早い
お見合いをして、双方が「OK」となった場合は、すぐに交際開始となります。
結婚相談所を介してのお見合いの場合、まずは仮交際という段階があることが多く、1〜2ヶ月ほど「お付き合いをしてみる」わけです。
その後、結婚を前提とした本交際に入り、3ヶ月ほどの本交際期間を経て成婚に至ることが多いよう(本交際期間に結婚への決断ができない場合は、交際解消となる)。
最初からお付き合いの前提に「結婚」があり、決断も迫られるのがお見合い。
いったんスムーズにことが運び始めると、お見合いから成婚まで半年未満となります。
メリット5. 親の反対が少ない
親が進めるお見合いなら当然のことですが、結婚相談所でのお見合いの場合も、親の反対に合うケースは少ないようです。
結婚相談所に登録する時点で、真剣に結婚を考えている人がほとんど。
親御さんが、なかなか結婚しない息子や娘を心配して申し込む場合もあるようです。
また、身元がしっかり分かっているという点でも、親が心配して結婚に反対するということは少ないでしょう。
メリット6. 「お断り」の負担が少ない
お見合いのメリットの一つに、「お断り」の心の負担が少ないということがあると思います。
普通の恋愛だと、付き合い始めて「なんか違う」と思った場合、自分で直接断らなくてはいけませんよね。なかなか言いづらかったりして、けっこうツライこともあります。
仲人や結婚相談所が間に入っての出会いなので、お断りするときも、その人たちを介しての連絡。
プロが言葉を選んで伝えてくれるので、嫌な思いをすることがなくて安心ですよね。
お見合いにはデメリットもある?
メリットたくさんのお見合いですが、もちろん知っておきたいデメリットもあります。
出会いにときめきがない
お見合いの場合、写真と経歴書を見て、お互いに納得してから相手に会います。
最初は、結婚相談所のカウンセラーとか、仲人さんとかが立ち会うわけですが、やはり「出会いのときめき」は少ないのが現実。
お互いにお見合い前に「こういう感じの人だろう」とイメージしているため、実際に会うと違和感を感じることも少なくないんですね。
また、経歴書もいいことだけを書いているので期待値が大きすぎてしまうし、写真も「いつ撮ったの?」というくらい目の前の本人と違いがあったりします。
本人に直接会ってみると「想像していたより素敵じゃなかった…」というガッカリが生じることも。
スペック重視になりがち
恋愛だと、「なんとなく気があう」「感じのいい人」など、ソフト面から相手を知ることになりますよね。
でも、お見合いの場合は、相手の「持っているものが全て」で始まります。
この場合、お見合いの引き合いが多いのは当然、いわゆる「ハイスペック男子」。
学歴、職業、年収、資産、身長、体重、外見(写真で見える外見)、趣味・特技(書面上ならなんとでも言えます)。
結婚生活で最も大切な、その人の「人となり」はわかりません。
また、生理的な相性(これ、結婚には非常に重要!)もわかりません。
まるで商品を選ぶように「スペック重視」になってしまいがちです。
早い決断を迫られる
「お見合い結婚のメリット」の項でお伝えした、結婚までの早さ。
逆に、それは早い決断を迫られるということでもあります。
一生を共に過ごす相手なのに、出会って1〜3ヶ月で結婚したいかどうか決めなくてはいけないんですね。
「出会った途端にピンときた!」という相手ならいいですが、そうでない場合は決断を迫られるのはプレッシャー。
迷った挙句にお断り、なんてことにもなりがちです。
周りの目が気になる
「お見合いも出会いの方法の一つ」と、割り切れない人もいます。
お見合い結婚だと恥ずかしいとか、モテない人だと思われそうだとか…。
周りの目が気になってしまうんですよね。
とはいえ、恋愛結婚での出会いのNo.1は、友人の紹介なんですよね。
やっぱり、みんな誰かに紹介されて出会ってることが多いんですよ。
これって、紹介してくれたのが、「友達」か「専門家」というだけの違いなんですよね、実は。
まとめ
結婚相手とどうやって、どこで出会うのか。
その一つの方法がお見合いです。
お見合い結婚で幸せになれるのかどうか、そのメリットとデメリットをご紹介しました。
今も、結婚するカップルの5〜6%は「お見合い結婚」。
婚活しようと思うなら、お見合いも有効な出会いの方法のひとつとして取り入れるべきかと思います。
良い出会いがありますように!